事業者にとって労働力は富の源泉

 
過去記事の復活。

この社会と言うやつは、人を奴隷化をしようとする圧力を、常にかけていると思うんだな。

奴隷化して、労働力を吸い取り続ける。生かさず殺さず。

かつて、ナンパのために街を徘徊していた頃、そう言う社会階層の女の子たちと出会い濃厚な関係になって、僕はすごく衝撃を受けた。

「みんな必死に生きてるな」

と思ったけど、一方で、そう言う『にっちもさっちもいかない』女の子を、搾取する奴が居る。

そう言う搾取構造みたいなのを今後のブログ更新やvoicyで発信し続けていきたいなと。

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労働者は、自分の身体を維持するため、事業者に労働力を売って現金収入を得なければならない。

事業者も、労働者の生活が成り立つようにけっこう手厚く色々なことを考えてあげて、待遇してやらないといかん。そうしないと労働者はもっと待遇のいいところに移動してしまうからだ。

 

事業者とは、商品やサービスを生産する人のことである。言い換えると、商品・サービスを作るための『生産設備』を持っている人、という事になる。

生産設備とは何か?

これは逆から説明した方がたぶん理解しやすい。

 

『生産設備*労働力=商品(サービス)』

 

という算式があったとして。

逆から言うと、『そこに労働力を投入すると商品サービスが出来上がってくるもの』それが広義の『生産設備』という事になる。

 

工場だったり、ショップだったり、会社だったり、色々。

ポイントは、事業者がどれだけ洗練された素晴らしい生産設備を持っていても、そこに労働力が加わらないと、商品やサービスが一切生産されないという事だ。だから事業者は、労働力の円滑な供給には常に細心の注意を払わねばならぬし、それはつまり、労働者の心身のコンディションに心を砕かねばならぬという事になる。

 

この逆、労働者から事業者へのゴマ擦りの必要性については、皆ご存知の通りと思うので、ここでは割愛する。

 

事業者は生産設備を持っているが、労働力を持たない。

労働者は労働力を持っているが、生産設備を持たない。

 

ここに唇歯補車(しんしほしゃ:一方がダメになると他方もダメになる。お互いが助け合う事によって成り立つ関係のこと)の関係が成立している。

事業者は、基本的に労働者よりも優越的な立場である。ブラック企業が労働者を虐げて、先般の大不況の折などは、おじさんの自殺が年3万人を超えていたと言う。これが、若い女の子が自殺したとなると、大騒ぎになって、人の命は平等でない事をこれでもかと見せつけられるのであるが、本筋から外れるので置いておく。

 

そもそも法律を紐解けば、事業者と労働者の力関係は、むしろ事業者に冷たく、労働者にすごく優しくできている。労働者保護の法律は厚い。

嫌なら辞めたらいいし、次の事業者の元で働けばいい。

 

しかし、労働力が無いと、商品を生み出せない事業者はとても困る。

あなたの労働力は事業者にとって貴重な貴重な商品として、彼らは涎が出るほど欲しているのである。

 

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(参考)
(旧記事)二つの労働力再生産
(旧記事)給料の決まり方 〜とある普遍の法則について〜
資本主義の搾取の構造について
勤め人システムのたそがれ