【voicy文字起こし】第八話 「ブラック企業はいかにして 勤め人を搾取し儲けるのか?」

 

経営者は、ブラック企業、ブラック労働の魅力に抗えない。

なぜなら儲かるから

だから経営者は労働者から利益を吸い取るには働かせばいい。給料払わずに。そしたら丸儲け。

会社は「出世競争」を煽ってみたり、”長時間労働”を自発的に、自主的にさせようとする。

そして、大体の勤め人はその”罠”に喜んで飛び込む。

その罠にはまると「スモールビジネス持つ」とか「勤め人+α」とか、その先の数万種類の数え切れない、突拍子もないビジネスモデルにアクセスできない。

その初歩のスタートラインにも立てない。

だから是非ともブラック企業、ブラック労働に巻き込まれそうになったら逃げ出せ。
もしくは、「もう少し手加減してくれんか?」と交渉し、真剣に考えろ。

前の話でもした通りあんまり出世目指さない方が得なんですよね、資本主義のシステム上。

 

参考:Voicy音声版はこちら「ブラック企業はいかにして勤め人を搾取し儲けるのか?

 

目次

1.初めのあいさつ

2.出世競争、それは労働力を限界まで吸い取られてしまう罠

3.8時間労働も16時間労働も、労働力再生産の経費はあんま変わらない

 

1.初めのあいさつ

はい、サウザーラジオ「青雲の誓い」第8話今日もよろしくお願いします。こんばんは、サウザーです。

このラジオ、何をお話ししているかと言いますと、皆さん”やりたい事”って人生たくさんあるじゃないですか、それはなぜかというと、この社会が大変豊かだからであります。

文化が爛熟していても、豊かになるところまで豊かになってると、そんな時代に生きていると当然、衣・食・住が満たされただけでは、人間っていうの満足できないんですね。

で、「やりたい事」とか「してみたい事」とかたくさんあると思います。

それは悲しいことに勤め人やってるだけでは達成できないんですよね。

というのは、「お金」と「時間」と、その二つの自由がないからということになります。

だから僕は情けない話ですけれども、全然自慢できる話じゃないですけど、子供の頃と言うか、青年の頃に「働きたくねえなあ」と言うか、「社会に出たくねーなー」みたいなことずっと思っておりました。

でそれでお金に関する勉強と言うか、研究みたいなものをずっと積み重ねてきて、でなんとなく「こういうルールでできてるなー」っていうのを見抜き、仮説の通り生きてきたところなんと勤め人を卒業することができまして、収入もあってぶらぶら暮らしているということでございます。

そんな内容でラジオを放送していけたらいいなと。

あとたまには女の話ですね。

男モテないと人生非常に地獄でございますので、たまには”女修行”の方を真剣にやって行かねばならないっていうことをお話します。

テクニックですね。こて先なんですよ、お話できればと。

だから僕は、こう言ったらアレかもしれないですけど、

「お金も女も両輪、満遍なく​。」

​という主義ですので、どっちかグッと入り込んで極めてると言うか、技を極めてるって言うことはございません。

どっちも”適度に”ということでやっております。

ゆるふわでございます。ということで今日もラジオお届けしていきたいと思います。

お願いします。

 

2.出世競争、それは労働力を限界まで吸い取られてしまう罠

これまでにお話したことのちょっとしたまとめみたいなことしようと思うんですけれども、その資本主義の世界っていうのは「商品の集合」​、たくさんの商品が集まっている場であって、

勤め人という人は自分の労働力しかお金に変えることができない​、つまり巨大なフリーマーケットであるその資本主義の中で、売れる商品っていうのは自分の労働力しか持ってないんですよね。

事業家っていう人は、自分の労働力を売らなくても何か「商品」を持ってます。

だからまず何を目指すか、「働かなくていい」っていうところがポイントなので、労働力を売るしかないっていう生活モデルだと絶対、「働く」、「労働」っていうことから切り離される事って一生ないので、労働以外にね、「商品」を持たないといけないですよ。

そのためにどうするかって言うと、それは勤め人をやりながらスモールビジネスを持つことでした。小さいながら商品を持つことだっていう話しました。

勤め人+αで出来る商売、スモールビジネスと言うか、「小さな商品」というのは実はたくさんあるようでいて出来る事って限られてるんですね。

これ本当に言い尽くされてることだと思うんですけれども、大体勤め人やりながら出来る事っていうのもほんと毎度お馴染みのパターンだと思います。

ですがそこを乗り越えていかないといけません。

与太話と言うか、昨日言い忘れたんですけど、哺乳類のお話ししたじゃないですか。

数万種類哺乳類がいて、家畜化できた哺乳類ってのは数種類だと。

ビジネスも数万種類あっても、勤め人+αでできるビジネスってのは数種類だってお話ししたと思うんですけど、

動物の家畜化できる要素って言うのは「生育が早い」っていうのと「飼育スペース狭くてもいい」っていう事と、「カロリーの転換」がいいっていう事。

要するに食ったら肉になるって事ですね。あと「気性が穏やかである」って言うこと。

最後の話ウケるんですけど、

「人が見てるところでもセックスできるかどうか」

っていうのが家畜化できる動物には欠かせない要素らしいですよ。

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銃・病原菌・鉄のジャレド・ダイアモンド先生が、人間の性と生殖について大真面目に語る一冊。女修行(ナンパとか)に凄く重要な示唆を与えてくれる。

ということで、ちょっとまた話ずれてしまったんですけれどもね。

だから、「勤め人やりながらスモールビジネス持たないといけない」んですけれども、ここで多くの人が陥る”罠”について話をしたいんですけれども、

それは「出世競争に巻き込まれちゃう​」っていうことですね。

すごいそのクオリティ、高いクオリティを出せっていうことで強烈にマネージャーからプレッシャーかけられる状態。

これになるととね、気力とか体力とか時間っていう、そういう資産を会社に吸い取られちゃうんですよね。

「8時間で定時になったらすぐに帰る」っていうのがいいかって言ったら、僕はそうとも思わないんですけれども、

1日に2時間か3時間でも余暇時間があったらなんとかなるので、その”余暇時間”を取れるぐらいの仕事量で帰ってくるっていうことが大事なんですけれどもその道を塞がれちゃう人がいるって言うことなんですよね。

それについて、いわゆる「ブラック労働​」ですね、それについてどういう構造、どういうカラクリになってるのかっていうのをお伝えしたい。

経営者にとって本当「ブラック労働」っていうのは魅力的すぎるんですよ。利益が上がるから。

「なぜ利益があるがあるのか?」っていうところも合わせてお伝えしても、結局、”労働者”とそれから”資本家”要は社長ですね。経営者と勤め人。

この両者ってのは結局どこまで行って利害が食い違うものなんだっていうことを、残酷なんですけどね、経営者は絶対は言わないですよ。

そんな勤め人と利害が食い違ってるなんて。

「私たちの利害は一致している」って言ってそりゃ言うんですけれども、ここでは流しておきましょう。

やっぱり「利益相反の関係にどうしてもある」ってそういう宿命ですよね。

ちょっと次の話題にしたいと思います。

 

3.8時間労働も16時間労働も、労働力再生産の経費はあんま変わらない

 

テーマですね、

「ブラック企業がなぜ儲かるのか?​」

経営者っていうのは、ブラック企業、ブラック労働の魅力に抗えないですよね。

なぜなら儲かるから。

それをお話していくんですけれども、もう非常に簡単な話です。

「給料というものの存在」、「給料というものの意味」っていうのが勤め人の生活の維持費だって話したと思うんですよ。

(関連記事:第五話「給料があと5万円増えたら楽 になるのに」)

 

ご飯食べて寝ては、清潔に身なりを整えて、会社に朝寝た状態でちゃんと来るって言う、それが”労働力”なんですけれども、

回復させるための経費を渡せば、それが給料になるってお話ししたんですけどね、

実質ですね、8時間働いても16時間働いても、経費ってあんまり変わんないですよ、人間の。

これはだからもう古典的にイギリスで産業革命が生まれたところから、そうして労働者っていうのはどんどん長時間労働なっていくっていう、そういうことが起こってました。

それは今の日本でも、今起こっている。

僕もそういう会社で働いたことがあるので、人の労働力と言うか「労働時間」と言うのを屁とも思わない会社ですね、人の時間が”タダ”だと思ってるって言う会社に僕もいたことがあるんで、非常によくわかるんですけれども、

本当8時間働かす、1日”8時間”が定時だとして、それで給料出るじゃないですか。

それで、16時間働いても、「倍給料くれるか?」って言ったらくれないし、これも労働者の側にも問題があるんですけど、いらないんですよね。

「倍飯食うか?」って言ったら倍飯食わないんですよ。三食でいいんですよ。

家賃の高いところで寝たら、二倍家賃が高いところに寝たら、睡眠時間半分で済むかって言ったらそんなことないですよ。

だから、人間の体の回復とか維持っていうのは、ある程度のお金があればできちゃう。

だから経営者としては労働者から利益を吸い取るには働かせりゃいいんですよね。給料払わずにね。そしたら丸儲けです​。

こういう「目の前にその実がなってたらもうもぎたくなっちゃう」のが”人間”ということでね、経営者もその魅力に常に晒されてる。

経営者が「お前ら働け!」って言って怒鳴り散らして、無理やり働かせるって言うよりも、そのやり方はあまりクレバーじゃないから、

例えば「出世競争」を煽ってみたりとか、色んなやり方で”長時間労働”を自発的に、自主的にさせようと、あの手この手ですよ。

大体の人勤め人というのはその”罠”に喜んで飛び込んでいくものですね。

「成長」とかね、美辞麗句ってやつです。

その罠にはまるとですね、僕が言ってたような、「スモールビジネス持つ」とか「勤め人+α」とか、その先の数万種類の数え切れないような、突拍子もないようなビジネスモデルにアクセスできない。

その初歩のスタートラインにも立てないっていうことなんですね。

だから是非ともブラック企業、ブラック労働に巻き込まれそうになったら逃げ出すか、それか交渉して、

「もう少し手加減してくれんか?」っていう交渉するか、真剣に考えないといけないかと思います。

前の話でもした通りあんまり出世目指さない方が得なんですよね、資本主義のシステム上。

 

(関連記事:第六話「なぜ昇進の話は受けない方 が良いのか?」)

あまりみんな知らないですけど、知らないってか”感情”ですね。

「出世した方がかっこいい」っていうような、その感情に流されて、それを企業側も計算してやってるんでしょうけど。

とういうことで、「ブラック企業がブラック労働させることによってなんで儲かるのか?」っていう話しました。

今日はこんなとこにしましょうかね、再见(さようなら)

【推奨図書】
これも推奨しときます!ブラック企業で人が自発的に働くよう仕向けるポエム経営についてのレポート。この作者はいつも物事を悲観的に見るのだが、作風と題材がピッタリで草だね。