【voicy文字起こし】第二十五話 「負けるが勝ち」

 

負けるが勝ち。

経済的に上手く行かないタイプの人は、全ての勝負に勝ちたがる。

特に、見栄やプライドとかどうでも良い勝負で勝とうとする。

百戦連勝してたったの一敗でボロボロになる。

「しょうもない勝負」には最初から乗らない事が大切だ。

勝っても利益が無い勝負を見極め、負けることに屁とも思わない

百戦連敗でも、二つか三つの勝ちだけで十分、勝負に負けて人生に勝つ

資本主義のルールの中で、すごく肝である。

 

参考:Voicy音声版はこちら 「負けるが勝ち」

 

目次

1.初めのあいさつ

2.勝て勝て!と躾けられ、勝ち続けて育って来た子供は、負け方が分からない大人になる。

3.ただ勝つ事と、最後に勝つことは違う。

 

1.初めのあいさつ

サウザーラジオ第25話今夜もよろしくお願いします。こんばんはサウザーです。

このサウザーラジオの目的というのは「ニートになること」というのを掲げてラジオ配信しているんですけれども、

それは僕が幼少期に「青雲の志」と言って、学校とか会社勤めとか、子供の頃から漠然と嫌だったんですよね。

結局若い頃に事業を立ち上げて、会社立ち上げて自分で独立できるだけの収入作れなかったから、結局社会人になったんですけれども、思っていた通りやっぱり向かないなと思って、

それでずっと「資本主義のルール」みたいなものを執拗に研究を重ねていたんですけれども、その研究の成果をそのまま実行したところ、5年くらいで勤め人卒業できてしまったということでね、

そういう「やり方」みたいなのを共有できたらいいなっていう風に考えてこのラジオを作ってます。

僕ゲームすごい好きなんですよ。勤め人引退したい、その「青雲の志」を胸に抱いたきっかけっていうのは、ゲームしたかったんですよね。

ずっと誰になんかこう文句言われることなくゲームし続けたいと思ったんですけど、

だから性格という考え方みたいなのが結構ゲーマー気質なところがあって、要するに「資本主義の世界もひとつのゲームだ」みたいな感じで捉えちゃうんですよ。

「ゲームだから掟って言うか法則みたいなのがあって、攻略法もあるだろう」っていうことを自然と考えるんですよね。

だからゲームが嫌いな大人、ゲームが嫌いな人っていうのはこの社会みたいなものを「ゲームだ」っていう風に捉えるっていう視点をすごく嫌がるというか、

「お前何言ってるんだ」 みたいな、「子供みたいなこと言いやがって」みたいなこと、よく言われるんですけれど、

本当にゲームと考えたらすごくシンプルですので今日の放送っていうのは「ゲームと考えた場合一体どこで負けるのかどこで勝たないといけないのか?」

大きなタイトル名は「負けるが勝ち」ですけれども、そういうところ話していきたいなと思います。

よろしくお願いします。

2.勝て勝て!と躾けられ、勝ち続けて育って来た子供は、負け方が分からない大人になる。

話題入ってきましょうか。小タイトルというのが「勝て勝てとしつけられて勝ち続けて育ってしまった子供は、負け方がわからない大人になる。」というタイトルにしてみたんですけれども、

やっぱり僕も良い年になってみて思うんですけれども、優等生って言うか、「成績優秀で負けることを知らずに頑張ってきた人」って今同年代ぐらい僕も”ぎりぎりアラサー”って感じですけど、

そういう歳になって、「勉強ばっかり受験勉強とかで勝ち続けてきた人」って別に全然怖くないなっていう風に思うんですよ。

例えば自分と何かしら競い合うみたいなことなった時に、僕競い合わないですからね。

もう「負けるが勝ち」っていうのは自分の中ですごく大事にしてる哲学なので、

「あんまり競争をしない」っていうことを考えてます。

本当にぶつかり合う勝負になったら逃げればいいわけですからね。

「負けるってことに関して屁とも思っていない」っていうのが僕の培った性格であり、これ資本主義のルールの中でもすごく肝なんですよね。

大体「資本主義のルール」っていうのは”中流”、つまりその勤め人の人の場合ですとプライドとかですね、見栄による浪費っていうのが致命的ですね。

「同僚とかに車の格みたいなので勝とうとする」っていう、そういう雰囲気って勤め人やってたらあると思うんですよね。

ただそういう「しょうもない勝負」には最初から乗らないっていう選択肢もあるんです よ。

ところがですよ、幼い頃から「勝ち続けろ」、「プライドというものを最も大事なものにせよ」って言って偏差値競ったりしてそうやって育ってきた子供って、

しかも素質があった子供っていうのはずっと本当に勝ち続けちゃうんですよね。

自信満々になってしまってプライドが肥大してくるわけですよ。

そうすると「負け方」っていうのがやっぱりうまくないんですよね。

人間の力っていうのは当然限界があって、「資本主義のゲームのルール」っていうのにも、

「ここは勝たないといけないけど、ここは負けてもいい」っていうポイントってこれがゲームだとしたら明確に見えてくるんですよね。

例えばもう僕なんか車とか、全然そんなところで勝とうとも思わないし、なんかスーツだのバックだのブランド品とか持とうとも思わない。

服も品質が良ければ別にどこのものでもいいし、みたいな。 でも僕が働いてたときの勤め人の方は、”時計”とかで競い合ってましたよ。

「70万円の時計してる」とか、「俺は120万の時計してる」とか、そんなことでお互い序列つけ合ってましたね。

その時計買うために1年給料貯めるらしいですね。それで勝たないといけないと思ってるらしいですよ。「いやいや別にそこで勝たなくてもいいだろ」みたいな風に思うんですけど。

やっぱ優等生的な人っていうのはちょっとした負けでも許せなくなるみたいですね。

負けたことに対してすごく嫉妬深いと言うかと悔しがってる。「無駄なのにそんな悔しがっても」って思うんですけど。

例えば歴史の話すると、第二次世界大戰太平洋戦争の日本vsアメリカの時ですよね。 アメリカの将軍南方作戦で将軍ってマッカーサーって人がやってたんですよ。

そのマッカーサーっていう人がすごく優れていたのは、やっぱ負け方が上手なんですよね。 「日本軍が攻めてくる」ってなって、最初の頃日本軍めちゃくちゃ強かったんですよね。 戦争の前半。

奇襲戦が決まって、マッカーサーは守ってたんですけれども、守りきれなくなったらあっさり捨てて逃げるんですよ、「I shall return.」って捨て台詞吐いて帰ってくる。

もう帰ってしまうというか、逃げ出しちゃう。

日本軍はそこを占領して戦線が広がっていくんですよね、どんどん。

日本軍というのは目の前の勝ちにばっかりこだわり続けてたんですよ。

全部勝とうとしてた。

(※典型的な学歴エリートの進め方で、特に陸軍のエリート主義がひどい。麻雀のプロとかに総司令官やらせた方が強いんちゃうか?ってぐらい、めちゃくちゃな幼稚さ)

例えば一番愚かだったのが、「ガダルカナル島」っていう島の戦いなんですけど、そこには飛行場が一つあるだけなんですけど、

「島の飛行場を奪う!」って言って陸軍の兵士を何か2万3万か乗せた船でその島占領したんですよ、おびただしい犠牲を払って。

占領したはいいけど別に勝ったって言っただけで、「それで?」みたいな感じ。

あとはなんと米軍というのはもうそこからさっさと引き上げてしまって、後は海の戦艦とか空母とかで島を囲んじゃったんですね。

アメリカは、別にそんな辺境の島の戦いなんか負けてもええわ、と。

陸で負けても海と空で勝ったら全体では勝てるし、みたいな。

そしたら、島の中での日本の兵士は飢えてしまって、その飢えた日本陸軍の兵士に食料を夜な夜な忍びで運び込むために、”駆逐艦”って言って要は戦艦の一種ですけど、

戦闘用の船をわざわざの食料輸送するために使う羽目になって、陸軍に連鎖して海軍も海で勝てなくなる、制海権を奪われる事につながってくんですけど。

目の前の勝ちにこだわり続けて、「どこで勝たないといけないか?」っていうのがわかんない故に、日本陸軍、というか海軍もそうですけど、負けちゃうんですよ。

3.ただ勝つ事と、最後に勝つことは違う。

「勤め人を卒業してぶらぶら好きに生きていく」っていうことをこのサウザーラジオにおいては

「勝ち」だと、そういう価値観でこのラジオを配信していますけれども、それを最終的な「勝ち」っていうふうに設定したら、

「どこで負けるべきなのか?」「どこでは勝たないといけないのか?」

っていうことをもうちょっとお話ししてみましょうか。

だから、何に負けるべきかっていうのは”乗ってる車”とか、”してる時計”だとか”高いスーツ着てる”とか、その辺は全部負けてしまっても構わないと思います。

浪費しても経費で買ってるわけでもないのに、無駄遣いですよね、はっきり言って。

たけど勤め人たちの、持ち物の豪華さを競う中に入ると、それが普通と言うか、それがおかしい、異常なことだっていう風にはなかなか思えないんですけど、異常なことですよ。

取るに足らないことだと思います。

そこも何も全然負けてもいいし、なんならばですね、「出世競争」っていうやつ、

「残業どれだけしたか?」とか、「どれだけ忠誠心を持っているか?」とかそんなことで日本企業の場合は出世・昇進というのが決まっていくシステムなんですよね。

実にくだらないと思いますけれども、そういう出世競争っていうのも僕はもう真っ先に降りた方がいいのかなっていう風に思います。

何故かって言うと、出世競争のところで必死になって戦ってると自分の時間が取れないんですよ。

いわゆる勤め人たちの価値観での「勝利」、「目の前の戦いで勝つ」っていうのは、お金がなくなって時間がなくなってっていう風に追い込まれていくんですよね。

勤め人の世界で、目の前の勝ちにこだわり続けて勝とうとして行くと。

お金、つまりタネ銭です、タネ銭とそれから余剰時間っていうのがなくなると、次の一手が打てないって話ですね。

次の一手でスモールビジネスを作ろうっていうことは何回も言ってきたと思います。

「商品を作る」、その商品を作って売って、得たお金で生活物資を買うっていうことを申してきたんですけれども、

そういう「勤め人卒業」と「ぶらぶら生活」に必要な物って、あなたのビジネスモデルであり、あなたの商品なので、ここでは是が非でも勝たないといけないんですよね。

マジ絶対勝たないといけないです。

「商品なしで、宝くじ当たった」とか、それで勤め人は絶対卒業できないです。

ビジネスモデルを自分で回せるようにならないと、お金がいくらあってもあっという間に消えてしまうので、自分のビジネスていうのは絶対に必要なんです。

それからそのビジネスモデルに対する理解ってのも必要。

この領域では絶対に負けてはいけないんです。

(※学歴優秀者とか脳みそ筋肉の体育会系は、出世競争に必死で、なぜだかこっちのゲームには来ない。だからちょっと頑張れば勝てる!)

「負けるが勝ち」っていう話ですけれども、僕の人生ってほんと負け続けの人生ですよ。

「恥の恥の多い人生を送ってまいりました」っていう本当の人間失格みたいな話ですよ。

だけど僕もその辺負けても言って割り切ってましたからね。楽しいですよ。

本当に今日も昼間からコーヒー飲みに来て、ちょっとジム行って運動して、何か話したいことが出てきたからこうやってVoicyとって。ジムの駐車場で。

そんな感じで日々暮らしてて、「みんなこんな日に朝起きてスーツ着て会社行ってんのかな」って思うとなんだか「自分はやっぱりやってきてよかったなー」ってふうに思ってま す。

それはもうだから負け続けてたから。勝たなくていい。

確かに辛いですよ。その自分がその120%か100%力を出せば勤め人でもそこそこ成果は出せるわけですけれども、

そこで勝ったところでどんどん追い込まれてくだけだから、もう最初から勝とうとしないっていう、そういう態度を見透かされてかやっぱり上司からバリクソ怒られるんですけれども。

それは僕の生き方なんでっていうことで甘んじて負けを受け入れてました。

ということで「最後に勝つ」っていうことですね、「何を以って最後の勝ちとするのか?」 っていうのを一回考えてみていただけたらいいんじゃないかなっていう風に思います。

ということでまた明日。再见(さようなら)

 

参考:Voicy音声版はこちら 「負けるが勝ち」

【参考書籍】

僕が負けるが勝ちを学んだのは、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』から。

項羽と言うのは、百戦百勝の超人。

漫画・キングダムではまだ未登場なんだけどあの漫画の鍵となる人物に、項燕将軍というラスボス級の将軍が居て、項羽はその項燕将軍の孫にあたる。

たぶん項翼(莫耶刀のサル)が、項燕将軍の子で、項羽の父って設定。項羽の母は禍燐将軍であろうな。

卓越した能力を持った、怪物中の怪物が、項羽。

血統も良い。言うたら貴族のボンボン。

たしかに百戦百勝するんだけど、項羽は最後の一敗で全てを失ってしまうんだ。

逆に、ライバルの劉邦は、負け続けの人なのに、最後の一勝で漢帝国を樹立してしまう。

勝ちとは?負けとは?を、突き詰めた一冊。

ちなみに言うと、この劉邦って人は項羽を倒して中華を統一して、その後に匈奴と戦って大負けして捕虜になってるんだよなあ。

能力は高くない。

そう、能力は高くなくていいし、勝ち続けなくてもいい、と言うことなんやな。