【voicy文字起こし】第三十九話 「ギャンブル中毒者にとってギャンブルこそ最高の努力」

 

ギャンブルする人は運だけの勝負が一番合理的な勝負と思っている人。

その人にとって合理的かもしれないけど運だけの勝負はテラ銭ぶん負ける。絶対に。
なけなしのお金吸い取られて、また更に何もできなくなるという地獄の無限ループ。

ビジネスの方で勝つ人は、土俵を長い時間かけて営々と築き上げていく。

 

参考:Voicy音声版はこちら 第三十九話 「ギャンブル中毒者にとってギャンブルこそ最高の努力」

 

目次

1.初めのあいさつ

2.生活保護費を貰ったその足でなぜパチンコ屋に行って、有り金を全部溶かしちゃうのか

3.一発逆転を夢見るから、お金が無いのに更にお金を取り上げられてしまう

 

 

1.初めのあいさつ

サウザーラジオの「青雲の誓い」第39話、今夜もよろしくお願いします。

このラジオの目的は「勤め人を卒業して好きなことして人生楽しく生きていきたい」という人に向けて、
「それはどうやればいいのか?」、その方法について語っていくラジオでございます。

僕は少年だった頃に、「ニートになってぶらぶら暮らしたい」という、そういう情けない夢を抱いてたんですけれども、
それは「青雲の志」って言って、
それを打ち立てて青春時代の9割を「どうやってニー トになったらいいのか」という研究に費やしておりまして。

その研究の結果を実践したところ、今こうして会社も行かずにブラブラふらふら適当に暮らしてます。
いわゆる僕が勝手に呼んでるんですけど、「情けない生活」というものを手に入れることができまして、
「どうやってこの生活にいたったのか?」という考え方とか、方法論みたいなものを実践者が語るってことで皆様に共有できたらいいなと思っております。

今日はギャンブルの話ですね。
前回もアイドルの話もして、「アイドルは宝くじだ」って話したんですよね。

関連記事:第三十八話 「アイドルにハマる事は、宝くじにハマるのと一緒だ」

それに引き続いてインスピレーションがあるので、ギャンブルの話しようかなというふうに思います。

じゃあ今日もよろしくお願いします。

2.生活保護費を貰ったその足でなぜパチンコ屋に行って、有り金を全部溶かしちゃうのか

僕は不動産の賃貸業という、そういう商売で生活の基盤を作ってるんですけどね。

この商売してると大家会の仲間の中で「生活保護の人々の話」というのをよく聞くんですよ。

特に僕がやってる投資法、その経営の手法というのは、
「ボロい物件をなんとか自分で直してそれで賃貸に出す」という方法してるんで、そういうボロ物件をしてる大家さんと仲良くなるんですよ。

そのボロ物件をしてる大家さんというのは、結構、生活保護の方との関わりというのが濃厚なるんですよね。
家賃払わなかったりするからですよね。

その彼らの生態というのがすごく面白くて、面白いって言っちゃいけないですけど、 面白くて、
その生活保護の”受給”って言うかお金が降りた日に、その金持って、パチンコ行ったりね、宝くじ買うんですよね。

でも本当に10 円も無駄にするお金ってないはずなんですよ。生活保護の人って。
もうギリギリで。

そのなけなしのお金をパチンコ行ったり宝くじ行ったりして無駄にしてしまうというところがあるんですよね。
「なんでなのかな?」って思うじゃ無いですか。

面白かったのは、その大家さんの話ですけど
「彼らは自分の生活を豊かにしようと最大限の努力をしてるつもりで宝くじ買ってパチンコ行ってるんだよ」って言ったんすよね。

「ああ!」と僕は思って。

だから彼らにとって、何も持ってない人達というんですかね。
ちょっとその精神的にもおかしい人、薬飲まないと普通にしてられない人というのかな、生活保護の人はそんな人が多いんですよ。

何も持ってなくて普通にも働けないような状態の人達で、彼らにとってはギャンブルとか宝くじとかしかないんですよね。

なぜかとなと僕は考えてたんですけどやっぱり世の中って非常に不平等で。

たとえば、僕はこのラジオでは「ビジネスモデル作って商品を作って商品をお金に変える」って言う話をずっとしてるんですけどね、

「ビジネスで勝負」ってなるとこれには平等じゃない世界なんですよね。

経験とか知識とか地位か人脈も、その人が持ってるそのソーシャルの信用とか、あと実際会った時の礼儀作法とか、容姿まで不平等じゃないですか。

それらをひっくるめた能力っていうのが、このビジネスの世界では問われるんですよ。

その総合的な能力で持って戦って勝つから良い商品を作れたり、良いビジネスモデルを作れたりするんですよ。

だから僕はなるべくオリジナルの自分にしか作れない参入障壁の高い突拍子もない商品を作っていこうということを、言っていて行きたいです。

今日はその詳しい話はできないですが、、

要は、そういう生活保護とかのアルバイトのフリーターの人、要は”時給労働者”というんですかね。

そういう人がすごくそのビジネス的に無能な人が能力を持ってる人と戦うってなるとただの虐殺ショーにしかならないんですよね。

もうほんと赤ん坊ですよ。
ハイハイもできないような赤ん坊と、大人のゴリゴリのマッチョみたいな人が戦うようなもんですね。

もう一撃で終わりじゃないですか。
ベシャって潰れて終わりですよ、かわいそうですけど。

何でそこまでの差がつくのかって言ったら、やっぱり人生の要所要所で積み重ねてこなかったんですよね。
その場その場の感情に流されて、「経済的に良くない選択」を積み重ねて行ってために、何も持たないまま大人になって中年になって、老いていっているってことですけどね。

実はやっぱり残酷のこと言うと、”努力”とか”勤勉”とかそういう努力する才能というのはやっぱあるんですよ。

努力できない人々っているんですよ。
我慢できないんですよね。

それで能力に差というのはものすごく開いてしまうということがあるんですね。

だから「何も持たない人」というのがギャンブルとか、宝くじとかにはまるというのはある意味非常に合理的な選択かもしれない。

なぜならそこにある勝負の要素、勝ちを決める要素というのが運だけだからです。

金持ちとか経験とか能力とかイケメンとか全然関係ない世界ですよね、
宝くじとか競馬とかパチンコって。

だから生活保護の人たちも自分の生活を豊かにしたい、

「迷惑をかけた人たちになんとかお返しするにはパチンコしかない」
って思ってるんですよね。

ということで一回切りましょうかね。

3.一発逆転を夢見るから、お金が無いのに更にお金を取り上 げられてしまう

逆に言いますと、

持ってる人、すなわちビジネスの世界で通用するような資産とか経験、人脈などそういうものを持ってる人は「運だけの勝負」は避けます。

だって勝てるところ勝つ方が楽じゃないですか。

だから、「勝ちやすい土俵」で勝負するんですよ。

宝くじとか、パチンコとかそういう、何も持たない人と同じ土俵に降りてやって勝負するって、めちゃくちゃ馬鹿らしい、って考えますよね。
勝てる確率が高いところでやっぱり勝つようにします。

それにビジネスで勝ったら何て言うかゼロサムのゲームじゃないんですよね。

ギャンブルの場合は、胴元が思いっきりお金抜いてしまって何も価値産まないという風に思うんですけどね。

、、、ちょっと話ずれたんですけど。

そのようにしてお金持ってる人っていうのは、ギャンブルの世界には行かない。
わざわざ負ける勝負はしない。勝つか負けるかわかんない勝負はしないってことです。

最近のギャンブルでいうと、「仮想通貨」とか、ありゃー典型的なギャンブルですよね。
今はもうお金持ちの人たちも、負けて撤退してるっぽいすね。

「なんでそんなのしちゃったの?」みたいな。
経営者の人とかでも、1000万ぐらい溶かしちゃったりとかね、仮想通貨で。

もう二度とやらないって言って、反省してるみたいですけど。

「お金持ってる人が倒れてくれるから、分け前もでかい」ということは、古今東西あると思いますよ。

例えばギャンブル博打として適切な例えかどうかわかんないすけど、「承久の乱」って言って、鎌倉幕府できてから後鳥羽上皇という人が、鎌倉幕府に対して反乱を起こすんですよ。

西日本の武士団をちょっと呼び集めて「鎌倉幕府を倒そう!」って反旗を翻すと。

これには源頼朝が死んだ後に起こった反乱なので、幕府というかその鎌倉武士達はあんまりとまとまりがなかったんですけどね。それをなんとかその北条政子という人がまとめあげて、それで当時一か八かだったみたいですよ。

その後鳥羽上皇という錦の御旗を持った武士団相手に、戦って勝てるかどうかわかんなかった。

けれども、一致団結して戦ったということなんですけどね、そこにはやっぱりスケベ心があるんですよ。

西日本の武士たちの領地というの、勝てば取り上げられるんでね、勝てば。でっかい報酬が見込める。

やっぱだからお金持ってる人が倒れるからこそ分け前もでかいということですね。

結局その鎌倉の方が勝って西日本も統一というか、六波羅探題というのを京都に建てて、西日本も統治下に治まっちゃったんですよ。

鎌倉中心に、東日本だけが強い支配力を持ってたのがその支配力っていうのが西日本にも及んでしまったというですね。鎌倉幕府の影響が全国に及ぶように成ったんです。

またちょっと話ずれるんですけど「承久の乱」というのが今時の呼び方ですね。

承久の変というのは軍国主義だった頃の呼び方はそうなんすよ。
天皇が中心で歴史は展開していくという風に「皇国史観」というの持ってるから、鎌倉幕府ができても、それは東日本でただの武士たちが勝手にやってることで。

日本の中心は天皇が座っていて「承久の変」というのは現政権に対する成功したクーデターかということなので、
天皇家が主役でその天皇家を倒したから変、承久の変と呼ぶんですよね。

事実捻じ曲げてますけど。

、、、ちょっと話ずれた。

まとめるとギャンブルする人にとってはそうやって運だけの勝負というのが一番合理的な勝負。

だけど、その人にとって合理的かもしれないけど負けるんですよ。絶対にね。

なけなしの金吸い取られて、また更に何もできなくなっちゃうという地獄、無限ループですね。

ビジネスの方で勝つ人というのは、土俵というものを長い時間、長い時間かけて営々と築き上げてきたもんですね。

そういうコツコツ継続する意思で5年計画とか10年計画とかでなんとか勤めに人卒業しようとしたのは僕ですよ。

ということで結局一発逆転なんて無いという話で。

今日は締めようかなと思います。

じゃあまた明日。再见(さようなら)

 

参考:Voicy音声版はこちら 第三十九話 「ギャンブル中毒者にとってギャンブルこそ最高の努力」

 

【参考書籍】

ちょっと古い本になるけれど、ガチの良書。★5。
こう言う読書を積み重ねた事によって形作られた我がマネーリテラシーであることよ。
金森重樹さんと言えば、僕の印象は天才ビジネスマンだ。ずば抜けた知能と行動力。お金持ちにならないはずが無い人。

そんな天才も、若い頃はただのギャンブル中毒者でドン底の生活をしていて、怖~いお金貸しさんのお世話になっていて、でも持ち前のビジネスセンス開花とともに天文学的に膨れた借金を返し始めるよ、と。
著者が若い頃にドン底の生活をしていたこと、自己破産者を相手にするビジネスをしていたこと、それらの影響からかアンダーグラウンドの匂いというか、この本からは得も言われぬナニワ金融道の香りがするのだ。すごく面白い人生を追体験出来ること間違いなし。

僕も勇名は耳にしたことがある。十云年前に僕が株小僧やってた頃からすごかった人だ。
確かに230億儲けたんだろうと思う。内容も確かに良いし、気合込めれば60分でざっと読める。良書度★4だ。
1500円ぐらいでこんな話が聴けるのだから、黙って自分に投資せよ、と言いたい。
だが、自分も儲けられると思ったら大間違いである。

この本を読む課題は、著者と自分との間に

『埋めようのない脳みその出来の違い』

をリアルに感じることが出来るかどうか?が、問われる。
肉体の出来の違いは納得できても、脳の生まれ持ったデキの違いを軽く見積もってしまうのが、成功から遠い人間の想像力欠如ぶりだと思うのだ。
ゆえに、こう言う人に具体的ノウハウを求めるのは大間違いである。
具体的に儲けるトレードを説明してもらっても、それは本人の体に溶け込みすぎていて、聞いても意味が分からないのと、凡人には精神的に怖くて出来ない。

相場で大儲けした人が本を出す時は上げ相場の終わりを示すシグナルでもある。読み方はそれぞれ工夫して欲しい。