【voicy文字起こし】第二十六話 「勤め人のお金の流れと、事業家のお金の流れについて」

 

勤め人のお金の流れは、商品→お金→商品。

資本主義の巨大なフリーマーケットの中で持ち込んでお金に変えてもらえる商品は、 「労働力」のみ。

そのため、勤め人のお金の流れは一回一回でブツ切りになる。

一方、事業家のお金の流れは、お金→商品→お金→商品→お金……。

必ず始まりにお金があって、そこから商品が仕入れたり、自分で作ったりして、商品が作られる。

自分のビジネスモデルや自分の商品を媒介にして、お金がどんどん自己増殖しているかのように見える状態である。

勤め人と事業家のお金の流れについては大きく違う。
そのため、勤め人から抜け出すには「お金の流れを変える」ことがとても大事だ。

 

参考:Voicy音声版はこちら 「勤め人のお金の流れと、事業家のお金の流れについて」

 

目次

1.初めのあいさつ

2.勤め人のお金の流れは、商品→お金→商品、で終わり。では事業家は?

3.タネ銭がなきゃ始まらないし、タネ銭を躊躇なく投げないとお 金の流れは変わらない。

 

1.初めのあいさつ

サウザーラジオ「青雲の誓い」第26話、今夜もよろしくお願いします。こんばんはサウザーです。

このラジオの目的というのは「勤め人を卒業してニートになってぶらぶら暮らす方法」というのを、実践者である僕が、

「こんなこと考えてこんな事やって基盤作って、それで勤め人卒業できました」っていう話をしていく、という趣旨です。

最近のニート話と言うか、ぶらぶら話、ちょっと結構忙しいんですけどね、ようやく本を読む時間ぐらいは取れるようになって、

ちょっと最近までは大村益次郎っていう人のことを書いた「花神」っていう本、司馬遼太郎の本を読んでたんですけど、

それ読み終わって次読み始めたのが「ローマ亡き後の地中海世界っていう塩野七生先生本ですね、それをちょっと読み始めていて、

どんな話かって言うと、「西ローマ」が滅びた後の8・9世紀頃の地中海世界について書かれていると。

元々「ローマ帝国」っていうのがあった時代はすごく安定してたんですよ。平和で。

「蛮族とかが攻めてきても跳ね返せる」って言うような帝国としてのいろんな設備と言うかいろんな法律とか文化っていうのが整ってた時代っていうのがローマ時代だったんですけれど、

そのローマが滅びてしまってもう神も仏もないって、仏いないですよね。神も仏もないっていうような無茶苦茶なので時代ですね。

ヨーロッパの人は「暗黒の中世」って呼ぶんですけど、中世になる前のヨーロッパが反映していた古典時代ですね、ローマ人が一生懸命神に祈った事柄っていうのは、

「正直に働いた者が報われて、自分の財産や生命が非道に奪われることがない」

こと、これを神々に祈ったんですね。神々で複数形なのは多神教だからです。

それを叶えたと言われるのは神じゃなくて、アウグストゥスっていう人間なんですよ。皇帝なんですが、その人がローマの基盤作りしてたんですね。

そこから500年後ぐらいの世界ですか。もうローマ粉々になってしまっている。

で、「サラセン」ていうイスラム教の海賊たちが本当イスラム国、ISそっくりなんですけれども、略奪とか人捕らえて拉致して奴隷にして売るとか、やりまくってる世界を描いているところを今読んでおります。

平和って大事ですよねっていうことですね。

このサラセンの海賊が暴れてる時っていうのは、もうみんなの「一つの事を粘り強くやる」って言うことはできなくて、短期短期で今のことをするのが精一杯っていう、

もうそれが悪循環になってくっていう世界描いてまして、示唆深いなっていうことで、

今日もよろしくお願いします。挨拶なのに長くなっちゃった。

2.勤め人のお金の流れは、商品→お金→商品、で終わり。では事業家は?

はい本題に入ってきましょうか。今日の話っていうのは、「勤め人のお金の流れと、それから事業家のお金の流れ」っていうのを究極にまでに抽象化した内容をお話しします。

その内容っていうのは、「勤め人のお金の流れ」っていうのは、「商品を売ってお金に変えて、そのお金で生活物資の商品を買って終わり」っていうお金の流れです。

 

ここで僕「商品」っていうことを言ったんですけれども何度も過去の放送で言ってるんでちょっと軽くしか説明しないんですが、「勤め人という人たちが持ってる商品」つまり、

資本主義の巨大なフリーマーケットの中で持ち込んでお金に変えてもらえる商品ってのは、 「労働力」っていうものしか持ってないんですよ。

だから勤め人のお金の流れっていうのは必ず自分の「労働力」っていう商品を始まりにして労働力という商品を売って、

お金を得てそのお金でご飯・着るもの、それから寝る場所・家賃とかで気晴らしに使うための費用とかそういったものを買って、そこでお金の流れというのは終わりです。

もう一度始まり、労働力っていう商品を売って…………… という風にお金の流れと言うのが切れるんですね。勤め人のお金の流れって。

一方で「事業家のお金の流れっていうのはどんなものか?」っていいますと、

事業家はお金から始まるんですよ。お金っていうその原資から始まって、次に商品、でその商品を売って お金っていう順序。

だからもう1回言うと、事業家の方のお金の流れはお金→商品→お金→商品→お金→……で続いてくんですね。

必ず始まりにお金っていうものがあって、そこから商品が仕入れるなり自分で作るなりして、商品が作られる。

その商品を売ってお金を得る。得たお金でさらにまた自分の商品を作るっていうこのお金→ 商品→お金→商品→お金→商品→……という事業家のお金の流れってのは、こういう風にどんどん繋がっていく流れになります。

だから「あんまり好きな言葉ではないんだ」っていうことを一言云っておきますけれどもいわゆる「お金がお金を生む」って言う状況ですね。事業家のお金の流れっていうのは。

その「自分のビジネスモデルとか自分の商品っていうものを媒介にして、お金がどんどん自己増殖しているかのように見える状態」っていうのが事業家の人のお金の流れです。

 

だから勤め人のお金の流れっていうのは一回一回でブツ切りになる。だから「加速して行かない」って言うのかな、いつまでも止まって、止まって、止まってで、勢いっていうのがつかないんですよ。

ところが事業家っていうのは100万円から例えば事業をはじめてで商品を作って、150万円とかですね、お金が増えてて、次はその150万円を原資にして次の商品を仕入れて、

このお金→商品→お金→商品という流れが違うんですよね。

僕はイケハヤ先生のラジオすごくよく聞いてて、非常に面白くてですね、全然その否定するって言うつもりはもう全くないっていうことなんですけれども、

「せどり」ってのを副業に向かないって話をされてらっしゃったんですよ。

僕もそれはイケハヤ先生に意見っていうのは非常に頷くところがある。

なぜなら「せどり」という転売ビジネスっていうのはしんどいし、人の商品、人の褌で相撲を取ってるから、大きな利益を見込めないよねっていうことをイケハヤ先生は言ってたんですけれど、

僕の意見っていうのはこのお金の流れです。

お金の流れっていう観点からすると「せどり」 っていうのが、仕入れるお金から始まって、商品があってそれを転売してお金というのが入 ってくるっていう、

この「お金の流れ」っていう面で見ると事業家のそれなんですよ。

勤め人から抜け出すには「お金の流れを変える」って言うことがとても大事だから、

金の流れっていう点でですね、なんでもいいからお金→商品→お金→商品→お金→商品……という 流れ、キャッシュフローっていうかを作らないといけませんねっていう話です。

じゃあ一回切りましょうかね。

3.タネ銭がなきゃ始まらないし、タネ銭を躊躇なく投げないとお 金の流れは変わらない。

要するに「事業家」っていうのは一番最初のお金の流れにタネ銭があるんですよ。

タネ銭って言葉が好きなんですけど、タネ銭があって、そこからの商品が作られてっていう風に起点・スタート地点には必ずお金がある。

だからつまりはどういうことかって言うと、タネ銭ないと始まんないってことですね。

勤め人やってタネ銭にためるっていうのは、ぼーっとしてたら無理です。

なぜならその勤め人の労働力の値段っていうのは「明日も元気に会社に行くための経費」だから、残る残らないギリギリのところに設定されてるんですね。

だから貯金から、「タネ銭を作るための節約」っていうのをかけると非常にきつくなる。仕方ないです。みんなそこを乗り越えないと次進めないです。

僕も爪に火を灯すような生活してましたからね、元々物欲コントロールしてるってところもあるんですけど。

前回の放送でしたかね、「負けるが勝ち」っていって、「見栄を捨てよう」っていう話をしたんですけれども、

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まずは体とか健康とかにダメージなくお金残す方法っていうのはやっぱ豪華なもん買わないっていうことですよ。

タネ銭作るでしょ。例えば僕がしてる事業って不動産はあるんですけれども、もう一つ、 「白熱教室」って言って僕の自主制作でオーディオブック作ってんですよ。

既存のオーディオブックもう聞き飽きて、何か聞きにくいっていうか、あんま面白くないと思って自分で作り始めてね、でそれ自分で作り始める時に、50万ぐらいポンとあげるお金があったからサクッて始められたなって、

「録音の機材」とか「飛行機でパーソナリティの人に会いに行くお金」とか、多少やっぱ用意しておいて、

で何本かとり続けるって言うことを考えた時にある程度の投資額って言うか、スモールビジネスですけどね、

30万から50万ぐらいです、パッと出せれるようなお金の余裕があったとこがらできたことなのかなっていう風には思ってるんですけど、

そういう「躊躇なく投げこめるようなお金」がないとお金の流れても始まらないんですよね。

僕の場合は「アクセル」と「ブレーキ」があると思ってます。

貯金作るじゃないですか。だけど結局みんな投げ込めないんですよね、チャンスがあっても。

そのお金は弾として使う覚悟ができてない人は多いとは思うんですけど、そら仕方ないなっていうことも一面では思っていて、

タネ銭を弾として打ち込むために、心の中でやっぱりアクセルとブレーキってのがあると思っていて、僕の場合はやっぱりアクセルっていうのは「青雲の志」ですね。

このラジオのタイトルの通りの「青雲の志」があります。

「そういう事業とかに対するお金って金に糸目つけちゃダメだ」っていう風に思っていて、 録音機とかもそこそこ高いやつもスパッと買うし、それから本とか、勉強とかセミナーとかもうじゃんじゃん行きますしね、

そういう「アクセル」ってのは「青雲の志」ってモチベーションがあって、普通の人が貯金を、チャンスがあった時に投入できない理由っていうのはブレーキがあるんです。

その「ブレーキ」っていうのが、「100万円あったらキャバクラ何回行ける」とか、「風俗に何回行ける」とか、「新車の頭金にできる」とか「スーツ買える」とか、(30万のスーツとかですね)靴ほしいだの時計欲しいだの言ってそういうふうに換算しちゃうんですよね。

「100万あったらそういうのが全部揃うな」、とかそれがブレーキになる。

だから「キャバクラとか行かないんだ」って、「いらないんだ」っていう風に考え方変える事っていうのが、ブレーキ外すための1番大事なことなのかなと思いますね。

勤め人の時に同僚とかがいて、家を新築してたんですよ。それはまだいい。

「家新築して、今から苦労するんだろうな~」と、確かに僕はニヤニヤしてましたけど。

その後がもう致命的ですね、家具買ってたんですよ。家具、ちょっといいやつそろえるとかいって、「一生使うから投資だ」とかいって言ってたんですけど。

その家具を揃えるのに普通の勤め人で、別に自分の商品持ってるわけでもないビジネス持ってるわけではないのに、200万円ぐらいの家具を、しかもローンで買って、

それは「嫁がうるさいからしょうがないから買った」とか言ってたんですけど、そういう嫁もらった時点で アウトっすね。

ずっと勤め人になると思います。もうそうなるとタネ銭が生まれないんですよ。

ずっと労働力を売ってお金にしてそれでお金でローン返すみたいな、それで流れが切れるっていう、ずっとその生活になるんじゃないかなっていうふうに思いますよね。

だから家とかね狭くてもいいし、家具はニトリでいいんですよ。と僕は思ってるんですけどね、皆さんどうでしょうか。

というとこで今日の放送は以上でございます。また明日。再见(さようなら)

 

参考:Voicy音声版はこちら 「勤め人のお金の流れと、事業家のお金の流れについて」

【書籍の紹介】

ローマが滅びた後のキリスト教世界の話。海の向こうのアフリカ側からイスラム教の海賊たち(サラセン)が押し寄せてきて、貧しいキリスト教徒を拉致して本国に持ち帰って奴隷にして売る話が続く。
世界史の中では最も存在感の無い、空白の時代のお話。いわゆる暗黒の中世というやつ。ヨーロッパ側はひたすら略奪を受けるだけで何も有効な反撃はできず、神に祈ってるだけ、みたいな。全く人物が出てこない。英雄豪傑の類は皆無。イスラム側にはサラディンがちょろっと出てくるだけ、みたいな感じ。世界史のパズルのピースを埋める効果は大きいと思う。